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思いやる食育

   給食は国産や地元の食材にこだわり、保存料、添加物は一切使用せず提供しています。

 

 和食中心の献立で醗酵食品や自然食品、調味料など素材のひとつひとつにもこだわり、伝統的な製法で作られる本物を使用して給食を作っています。

   食材を選ぶのと同じように、食器も安全で完全無薬剤の木製食器を使っています。

 

 岩手県洋野町の「ナンブアカマツ」で作った大野木工は洋野町の伝統工芸であり、地元の職人さんが心を込めて一つひとつ手作りで仕上げた食器です。木目の美しさを生かし、木の温もりを感じさせるシンプルな形が特徴です。

 

 子ども達の人格形成の観点からも、感受性豊かな乳幼児期こそ「本物の良さ」やぬくもりを体感しながら、食器を通して正しい食事マナーや物の大切さ、扱い方を学んでいます。

   米には岩手県二戸産の完全無農薬の雑穀を取り入れています。

 

 もちあわ、いなきび、ひえ、アマランサス、たかきび、黒米、麦など9種類を使用。雑穀は日本古来から伝わる食材です。お米の仲間ですが、お米よりも繊維、ミネラルが豊富で私たちの体が必要としている栄養成分のほとんどが一粒に詰まっています。

 毎日のお米に混ぜるのはもちろんのこと、離乳食やおかず、スイーツにも使用しています。

 

 子ども達は雑穀を目で見て、手に取り、身近に感じ味わってみる体験をしています。

   園で提供する豆腐、豆乳、おからは地元の「千葉とうふ店」の手作り豆腐を使用。

 

 大豆は岩手県奥州産100%。鉄釜で豆を煮る昔からの製法で作られています。鉄分豊富で栄養満点の手作り豆腐をぜいたくに使用し、日々の給食、おやつで提供しています。

 また、毎日の給食やおやつで使用する味噌は、地元の大豆、麹を100%使用し、毎年園児と職員が心を込めて手作りしているものです。

 卵はまっちゃん農場のまっちゃん卵を使っています。

 

 奥州市水沢黒石の広い山の中で平飼いされている鶏、品種はボリスブラウン。エサは抗生物質や遺伝子組み換え作物を一切使用せず、奥州のお米、麦、大豆、おから、国産米白ぬか、大船渡の魚粉、オーガニック米醗酵醪粕(もろみかす)、奥州の野菜など地域の食材を使用。一般的な卵と違い、色味は薄い黄色、白身がぷりっとしていて黄身も鮮やかで弾力があります。

 

 卵本来の味と甘みが口いっぱいに広がるのが特徴です。

   瀬台野農園と提携を結び、りんごの木を育てています。

 

 樹齢80年余りの木で、品種はフジ。甘みが強く、甘と酸のバランスが絶妙です。春にはりんごの花が咲き、初夏にはりんごの摘果、秋には沢山のりんごが実り、親子でりんごもぎを体験します。

 瀬台野農園にはフジの他に、はるか、紅玉、あいか、アルプス乙女、インド、さんさ、紅将軍、しなのゴールド、つがる、ジョナゴールドの品種もあり、様々な品種のりんごを給食やおやつで味わいます。

 

 広い果樹園には、柿、ラ・フランス、キウイ、洋ナシ、和なし、ぶどう、プルーン、栗、あけび、かりんなどの果物も栽培しています。

 

 子ども達は目で見て、触れて、味わうという貴重な体験を、四季を通して感じることができます。​​

   初夏には広さ10アールで10品種160本ものブルーベリーの木がある県農産物改良種苗センターにて、無農薬のブルーベリー狩りを体験しています。

 

 自然と触れ合いながら果実を味わうことができ、指先を使って一粒ひとつぶ摘み取ることで、脳の発育を促し育脳へと繋がります。

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